海外旅行が強迫性障害でめちゃくちゃになった話




僕は強迫性障害(OCD)だった時、

数ある強迫観念の中でも「加害恐怖」が特に強かったです。


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人とすれ違うのがとにかく怖くて怖くて…(歩いてても、自転車に乗ってても)

「いま、人とぶつかったかな?」

って時は通り過ぎた道を戻って、その場に立ち尽くしてじぃーーっと怪我人が近くにいないか確認してました。

 

学校の近く、職場の近くとか、生活圏内ならまだ良かったんですよ。

だって「何度も現場に行って確認できる」から。

ただ、これが旅行先となるとそうもいかない。

あまつさえ、海外旅行なんてとんでもないわけです。

そんな僕が友人に連れられ、生まれて初めての海外旅行に行った時の(恐怖の)思い出をつづります。

 


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初めての海外はインドネシア

地元を離れ、大学に入って1年目の夏休み。

大学でできた友達から、海外旅行に誘われました。

行き先は東南アジアの南国、インドネシア。

仲のいい友達3人組で10日間、人生初の海外旅行に胸が高鳴ります。その時は、強迫観念が暴走することを知る由もなかった……

海外は恐怖の「トリガー」がいっぱい

降り立った空港からいきなり海外の洗礼を受けます。

まず、真っ先に向かったトイレの汚いこと…

臭いし、便器には見るからに便がついてます。見るからに不衛生。

洗浄強迫に火がついた僕は何度も何度も手を洗うハメに。

路上でも、途上国ならではなのか、大量の原付バイクが信号も、通行人も関係ないとばかりに行き交う!

つらい。

見てるだけでつらい。

数メートル進むたびにすれ違った人やバイクが気になって、振り返ってばかりでした。

しかし、これはまだまだ序の口だった…

農村のホームステイで加害恐怖が爆発

実は、友人の1人が途上国の経済開発を専門に勉強してまして

彼のリサーチも含めての旅行ということで、彼が教授のツテを頼ってホームステイを手配していました。

首都・ジャカルタから遠く離れた農村での2泊3日。

周りが一面、畑に囲まれた緑いっぱいのところ。

お父さん・お母さん・娘さん・息子さん(2人とも中学生くらい)のお宅へお邪魔しました。

一番左が僕

 

家にはニワトリ小屋があって、鶏を飼ってました。

 

そして。

僕の加害恐怖を爆発させたモノが一つあったのです…

それは…

 

「井戸」

 

※イメージ

 

こんなの。

事件は、ホームステイ2日目の朝に起こった。




 

 

井戸に「僕の体液が!?」

早朝、お父さんに頼まれてニワトリ小屋に卵を拾いに行った帰り。

庭にあった井戸に、なんとなく手を伸ばしたんですよ。

水が入ったバケツを、なんとなく引き上げました。

そーーっと下ろそうとしたら、思いのほか重くて(笑)

「ガーーーーーーッ!!!」

って思いっきりバケツ落下!!!

ロープを握ってた僕の手は反対に上へ上がり、井戸のロープを吊るす滑車の部分に強打しました。

※イメージです

 

その結果。

ほんのちょっと、ほんのちょっとだけね。

皮がむけたんですよ。

血は出てなかったんだけど。

もう、すぐに真っ青になりました。

「僕の体液(血)が井戸に入っちゃった」「僕は病気なんだ」「井戸を使ったら、みんな病気になっちゃう」

加害恐怖の到来です。

 

帰国してからもずっと気がかりに

ご経験のある方も多いかと思いますが、

加害恐怖は「ケガしてないか」「病気になってないか」気になってしょうがないんですよね。

井戸での一件があって以来、ホームステイが終わるまで、不安で怯えてました。

けど、変なことを考えている自覚はあったので言い出すこともできず。

モヤモヤした気持ちを抱えたまま、帰国しました。

 

ただ帰国してからも、ホームステイした家族の健康がずーーっと気がかりで。

ふとした時に思い出しては、恐怖と不安に押し潰されそうになってました。

特に、「簡単に行くことができない」「手が届かない」距離だったことが災いしました。

 

「連絡先聞いとけばよかった…」

こんな後悔もしつつ、ちょうど1年間ほど経った後。

不安で頭がおかしくなりそうだった僕は、なんと再びインドネシアへ!

1年ぶりに家族の無事を確認し、やっとこの加害恐怖は落ち着いたのでした。

 

まとめ

強迫性障害は何かと行動が制約される病気です。

この旅行の件があってから、僕は少し遠出を控えるようになりました。

今回の僕の事例も、共感していただける方は少なくないのでしょうか?

ぜひご意見お寄せください。

 


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