【体験談】強迫性障害の一人暮らしで大変だったこと




どうも、ちゃんこです( ´ ▽ ` )

ぼくが強迫性障害と闘っていた7年間のうち、5年間は一人暮らし(学生4年、社会人1年)をしていました。

一人暮らしをすると、強迫性障害の症状はどう変わるのか?一人暮らし未経験の人には、未知の部分ですね。


実際に、一人暮らしを経験された人もいらっしゃいます。

ぼくの場合は結論、強迫行為が軽くなった部分もあれば、酷くなった部分もあります。

注意しないといけないのは、「症状が軽くなったといってもそれはその場しのぎで、長期的な治療にはマイナス」になる可能性もあることです。これについては後述します。

さて、ぼくの実体験に沿ってご紹介していきましょう。

 


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一人暮らしの良かったところ:不潔恐怖と加害恐怖がやや改善?

まず良かったところは、文字通りひとりで暮らせる点です(笑)

強迫観念のトリガーとなっていた同居家族がいない

トイレから出た後に石鹸で手を洗わなかったり、床に荷物を置いたり……

健常者である家族は、強迫性障害患者が怖がることを平気でやります。

そんな家族の言動にイライラし、強迫観念を引き起こされるという経験はみなさんもありませんか?

強迫観念のトリガーとなる原因がいない生活では、そのストレスから解放されます。

身近な「被害者候補」もいないので、屋内の加害恐怖が軽減

加害恐怖が酷かったぼくにとって、家族は最も身近な「被害者となり得る」人たち。

誰もいない部屋で暮らすことで、加害恐怖の不安から救われました。家にいる間だけですけどね( ´Д`)

それでも、実家では触れなかった包丁(鋭利で人を傷つけるもの)を使って料理ができるようになったり、

爪切り(飛んだ爪を踏んで家族が怪我をする)ができるようになったりと、生活面でできることは増えました。

身近な存在がストレスになることも多いですよね




 

 

一人暮らしの悪かったところ:確認行為が強くなった

続いて一人暮らしのマイナス面を。

ぼくを「怒ってくれる人」がいなくなったので、確認行為に歯止めがきかなくなりました。

手洗いと戸締りが何度やっても終わらない

ぼくは学生時代、ホテルで宴会場の配膳のアルバイトをしていたのですが(バイト中も強迫行為が酷かった…)、何度も行う手洗い・戸締りの確認で、よく遅刻しては怒られてました。

あとは大学の授業も、調子が悪いときは欠席しまくりです。なにせ、ひどい時は家から一歩も出られなかったですからね。。

単位落として、毎年進級できるかどうかギリギリの綱渡りな学生生活でした。

1日に何回も洗濯機を回してしまう

あとは洗濯。実家にいた時は母がやってくれましたが、自分で洗濯するようになると、

  • 「本当に服はキレイになったのか?」
  • 「まだ汚れてるんじゃないか?」
  • 「そもそも、自分はきちんとした手順(洗剤の量や入れるタイミングなど)を踏まえて洗濯できていたのか?」

 

などいろいろなことが気になってしまい、1日に何度も洗濯機を回すようになりました。

1日に3〜4回はザラでしたね。

ちゃんこ
電気代が半端なかった( ´Д`)!

 

家族と同居していた時は、良くも悪くも強迫行為にブレーキをかけられていたんですよね。

時間の制約もあるし、何より強迫行為をしつこくやってると「なにやってるの!」と怒られるんで(笑)

悪く言えば家族は「強迫行為の邪魔者」だったんですが、邪魔者がいなくなった途端、確認行為が止められなくなってしまった感じですね。

強迫行為を我慢せざるを得ない環境も、治療には必要

ここまで一人暮らしの良し悪しを書いてきましたが、「強迫行為を我慢しなくてもいい(邪魔する人がいない)」環境にはリスクも伴うということを強調しておきます。

強迫観念があるのに、目を背け続けるともっと強迫観念が強くなるんですよね。身に覚えある方もいるのでは?

仕事だと、家族と違って上司の指示に逆らうことは難しくなります(もちろん良し悪しはあり、最悪の場合パワハラになりますが)

そうなると、家族よりも周囲を巻き込みにくくなるんですよね。

僕も振り返ればわかりますけど、先輩に「手をもっと洗ってください」とは言えなかったですからね(笑)

仕事を通じて、

強迫観念が起こる

→強迫行為を我慢する

→強迫行為をしなくても大丈夫だと自覚する

このプロセスの練習になるようです。実戦形式の認知行動療法とでも言いましょうか。

引用:強迫性障害だけどアルバイト(仕事)続けるべき?

 

ぼくは一人暮らし中は加害恐怖が少し楽になりましたが、それは家の中にいる間だけの話。

結局は、外出すれば人とすれ違うし、外の世界は強迫観念のトリガーだらけなので、よっぽど大事な用事(生活していくためのアルバイト、出席しなければ単位落とす授業)がなければ家に引きこもるようになってました。

認知行動療法の基本的な考え方は強迫観念と向き合って克服することですので、強迫観念自体が消えたわけではないのに目を背け続けていると、逆に強迫観念が大きくなっていくこともあります。

※認知行動療法は必ず専門医と相談しながら行いましょう。我流でやると悪化することもありますから注意!

最後に:強迫性障害の一人暮らしには、アルバイト(仕事)がおすすめ

一人暮らしは、良くも悪くも自由です。

引きこもろうと思えば延々と引きこもれるし、その気になれば現代なら人に会わなくても生活できますね。

ただ、そうすると強迫性障害の治療からも遠ざかってしまいます。治療でも、趣味の集いでも、何でもいいので外に出ることが大切です。

学生さんならばアルバイトを始めたり、フリーターさんならば仕事を探してみたりするのもオススメです。今は、強迫性障害の特性を理解してもらった上で働ける場所を探すこともできますしね。

【就活!】強迫性障害の患者が知っておきたい、就職支援情報まとめを参考にしてください。

仕事を探すなら、ラルゴ高田馬場ニューロワークスといった支援先もありますので、頼ってみるといいでしょう。

 

一人暮らしには不安も付きものですが、せっかくなら楽しみたいですよね。

ちゃんこ
あなたの一人暮らしに、幸あれ!!

 


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