強迫性障害の具体的な症状・発症の原因




強迫性障害には主に、「強迫観念」(頭から離れない考え)と、

「強迫行為」(強迫観念から生まれた不安にかきたてられて行う行為)の2つの症状があります。

強迫観念は、その内容が「不合理」だとわかっていても、頭から追い払うことができません。

強迫行為は、自分で「やりすぎ」「無意味」とわかっていてもやめられません。


本記事の参考資料は下記の通りです。

強迫性障害|みんなのメンタルヘルス総合サイト(厚生労働省)

図解やさしくわかる強迫性障害

本人も家族もラクになる 強迫症がわかる本 ココロの健康シリーズ

代表的な強迫観念と強迫行為

以下、厚生労働省ホームページからの引用です。

不潔恐怖と洗浄
汚れや細菌汚染の恐怖から過剰に手洗い、入浴、洗濯をくりかえすドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、さわれない。

加害恐怖
誰かに危害を加えたかもしれないという不安がこころを離れず、新聞やテレビに事件・事故として出ていないか確認したり、警察や周囲の人に確認する。

確認行為
戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチを過剰に確認する(何度も確認する、じっと見張る、指差し確認する、手でさわって確認するなど)。

儀式行為
自分の決めた手順でものごとを行なわないと、恐ろしいことが起きるという不安から、どんなときも同じ方法で仕事や家事をしなくてはならない。

数字へのこだわり
不吉な数字・幸運な数字に、縁起をかつぐというレベルを超えてこだわる。

物の配置、対称性などへのこだわり
物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなっていないと不安になる。

引用元:強迫性障害|みんなのメンタルヘルス総合サイト(厚生労働省)

 

患者によって、恐怖の対象となる強迫観念と強迫行為は異なります。複数の要素が組み合わさることも一般的です。

僕の場合は、

「不潔恐怖と洗浄」「加害恐怖」「確認行為」の3つが組み合わさり、症状として現われていました。

切り傷から出る血が怖かったり(ー切り傷(血)が怖いー強迫性障害あるある?)、

道端に転がる空き缶が怖かったり(ー空き缶が怖いー強迫性障害あるある?)、

トイレが汚く思えて仕方なかったり(強迫性障害のトイレ問題。不潔。怖い。

 

第一に、とにかく「人を傷つけるのが怖い」。恐怖心の派生として、自分の血に触れた人が病気にならないように気をつけたり、人が転んでケガをしないか空き缶を怖がったり、病原菌を人に移さないために手を何度も洗ったり、

といった症状が現れていました。

 

発症の原因は?

脳内の特定部位の障害や、脳内の神経伝達物質「セロトニン」などの機能異常によって起こるといわれています。

セロトニンは、脳内の情報の伝達・処理に関わる物質です。

引用:https://www.everydayhealth.com/serotonin/guide/

強迫性障害の場合は、セロトニンの働きに問題が起こり、脳が正常な認識(汚れや安全確認)ができなくなります。

また、清潔な環境が整った現代社会は、強迫性障害を引き起こしやすいともいわれています。

自然と触れ合う機会が減り、家事を便利にする家電が発達した結果、私たちは幼い頃から「汚れ」にさらされる経験が少なくなっています。

そのような環境が、強迫性障害を誘発しているともされているのです。

 










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