強迫性障害の原因は?セロトニンや生育環境




どうも、ちゃんこです。

今回は強迫性障害の発症をまねく原因について書いていきます。

まず結論から。

いきなり恐縮なのですが、強迫性障害になる原因は、実ははっきりと特定されていません。

ただ、患者が生まれ育った「環境」や、脳内の神経伝達物質「セロトニン」の機能異常が原因ではないか、などとされています。


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強迫性障害の原因は?

発症には、性格、生育歴、ストレスや感染症など、多様な要因が関係していると考えられていますが、なぜ強迫性障害になるのか、原因ははっきりとはわかっていません。
しかし、なぜ症状が続くのか、なにが影響して症状が悪化するか、などは解明が進んでいる部分もあり、積極的に治療に取り組めば治ることも可能な病気となっています。

引用:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_compel.html

厚生労働省のホームページからの引用です。

厚労省でも、「原因ははっきりわからない」と言い切ってます。

いくつか挙げられている要因は、

「性格」「生育歴」「ストレス」「感染症」などです。

性格・生育歴と強迫性障害の関係は?

強迫性障害の原因として、性格を疑う人は多いでしょう。

強迫性障害なのに、「潔癖症」「心配性」と片付けて病院を受診しない人もいます。

本人の性格と、育った環境はどう病気に影響してくるのでしょうか?

強迫性障害が専門の精神科医・原井宏明さんと、専門行動療法士・岡嶋美代さんの

共著「図解 やさしくわかる強迫性障害」(ナツメ社)では、以下のように解説されています。

OCDの症状を知ると「完璧主義の人がなりやすいのでは?」と結びつけて考えたくなりますが、OCDになりやすい性格・気質があるというよりも、ルールにこだわりすぎれば程度の差はあるにしろ、誰でも起こりうる病気です

なりやすさを助長するとすれば、それは、その人を取り巻く「環境」です。

例えば、何事も完璧にやり遂げるように親にしつけられた人が親の呪縛から逃れられない場合もあります。

引用:図解やさしくわかる強迫性障害

 

性格と環境の関係を明確に区別するのは難しいですが、

育った環境が強迫性障害の発症を大きく左右するとされます。

「卵か先か、鶏が先か」ですが、環境に応じて強迫的な性格が発達するということは言えそうです。

この議論については強迫性障害になりやすい性格はあるの?にもまとめましたので、

詳しく知りたい方はどうぞ。




 

セロトニンと強迫性障害の関係は?

セロトニンとは、そもそも何なのか?

セロトニンは、脳内の情報のやり取りに関わる神経伝達物質です。

引用:https://www.everydayhealth.com/serotonin/guide/

 

強迫性障害の人は、セロトニンの働きが低下している傾向にあります。

要は、「情報の処理が下手くそ」になっている状態。

強迫症の症状が出ているときは、脳のなかの、行動や感情のコントロール、無意識の情報処理や記憶等に関係する部位の神経回路が過剰に働いているとわかったのです。(中略)

脳の神経細胞と神経細胞の間にはわずかな隙間があり、その隙間をセロトニンが行き来することで情報が伝わります。

強迫症の人は、このセロトニンの量が少なく十分に機能していないと見られていて、実際にセロトニンの機能を助ける薬を使うと強迫症の症状が落ち着くことも多いのです。

引用:本人も家族もラクになる 強迫症がわかる本 ココロの健康シリーズ

 

確かに、

  • 戸締まりはきちんとできたか?
  • 火の元をちゃんと締めたか?
  • 手が汚れていないだろうか?

と、「しっかり確認したはずなのに、できているか不安」という状態は、

現実の目の前の状況をしっかり情報として認識できてないですよね。

僕の体験談的には非常に信憑性ある説です。

だから、お医者さんから出された薬はしっかり飲みましょうね。

いずれも、セロトニンに関係するお薬を処方されます。

僕自身が強迫性障害を発症した原因と感じているもの

彼女との性行為がきっかけと自覚

僕が、この時を境に強迫性障害になったな、と明確に自覚している出来事があります。

高校生の時に、当時の彼女と避妊をせずに性行為をしてしまったことです。

後から不安になり、

妊娠の可能性や、性病の危険性についてネットで調べまくっているうちに、不安がエスカレート。

ネット上にはたくさんの知識が転がっていますが、

いずれも「可能性は100パーセントではないが、ある」という歯切れの悪い情報です。

断定できる情報などないので、仕方ないんですけどね…

「自分たちが、もし数%に入っていたら?」という不安に煽られているうちに、

強迫性障害を発症したと考えています。

徐々に強迫観念の対象が増加

記憶している限り、当初は「自分の体液」(血や精液)が強迫観念の対象でした。

「自分のせいで、誰かが性病(エイズなど)にならないだろうか?」

という加害恐怖に襲われていました。

それが次第に、加害恐怖を中心に「手の汚れ」「戸締まりの確認」「移動の恐怖(すれ違った人にぶつかって怪我させていないか)」

などに広がっていき、悪化しました。

 

※強迫性障害の患者さんの多くは、明確なきっかけを覚えていない人の方が多いようです。

原因を無理に追い求める必要はありません。

OCDの患者さんに「いつ頃からどんな感じでしたか?」と質問した時の答えの例としては

「かなり前から、何度も確認するなんて、おかしなことをしているなぁ、と感じていました。でも普通に生活もしていましたし、強迫的な観念という気もせず、時間が経てば治るだろうと思っていました」

「もともと完璧主義だとは思っていましたが、いつの間にか、何に対してもきちんと順番に配列されていないと気がすまなくなって、気がついたら一日中、とらわれるようになっていました」

などと答える人が大半です。

OCDの症状がいつ頃、何がきっかけで現れたのか明確にはわからないまま、次第に強迫行為がエスカレートし、人によっては何年も何十年も苦しんできたということもあります。

引用:図解やさしくわかる強迫性障害

最後に:原因はわからずとも、治療法は確立されている

強迫性障害の原因はさまざまな説がありますが、

現状「これ!」といったものは分かっていません。

ただ、治療法は確立されているのです。

専門医のもとできちんと治療に取り組めば、治る病気です。

きっかけや原因など、悪者探しをしても強迫性障害は治りません。

きっかけを追い求めても、はっきり分かることはレアケースです。

地道に、マイペースでできること=治療に取り組んでいきましょう。

 


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